TOMEDONAKU ★ OMOI

ふじがやくんとわたし

君は今ナニヲ想ウノ

先日8/10に迎えたKis-My-Ft2デビュー5周年。その記念日当日にジャニーズWEBのキスログを北山くんと藤ヶ谷くんが更新しました。大切なこの日に2人が更新してくれたことすごく嬉しかった。そしてその内容はとても対照的なものでした。5年間の感謝と6年目への希望、これからも走っていくよ、と前向きで明るい北山くん。それに対して藤ヶ谷くんのブログはこの5年間を楽しい事より苦しい事が多かった気がする、と振り返り、アイドルである自分のキャラクターに対する悩みのような少し切なくて苦しくて胸がぎゅって締め付けられてしまうものでした。器用なようでとても不器用で考えすぎで空気読みすぎで、そんな風に苦しまないで!もっと自惚れてよ!って抱きしめたくなってしまうよふじがやくん。

 

このブログを読んだ8/10の夜、私はデビューコンサートを無性に見たくなってすごくひさしぶりにBlu-rayを再生しました。ひさびさに見ていちばんに感じたことは「藤ヶ谷くんすごいオラオラしてる…」ってことでした。最近のキスマイと対比すると他メンバーそれぞれのキャラにも多かれ少なかれ違和感を感じて。5年ってすごく長い時間だしみんな大人になっているし変わるのも当然なんだけど。デビューと同時に北藤玉の3人が推され顕著に3:4に立ち位置を分けられたり、それに伴い本来の自分を抑えてキャラクターも作らなきゃいけなかったり、仕事でもいろいろな経験をして力不足を感じたり、つらい思いをしたり、本当にいろいろな事があったんだと思う。いろんな思いをしたんだろうなって。

ディスクが擦り切れるほど夢中になって今まで何度も見たこのデビューコンサートだけど、キスログの藤ヶ谷くんの言葉が私の心に深く重くズンって響いて、今までには感じたことのないせつない思いを感じながら映像を見ていました。

コンサート本編の次に収録されている全会場でのMC映像では、ユーモアたっぷりに楽しそうに会話の中心となって北山くんとMCをする藤ヶ谷くんの姿がありました。「あっ!」って思った。本当に楽しそうで。無邪気で。何も抑えていなくて。全身すべてで幸せーーって叫んでいて。ただ前しか見ていない彼がいた。今ではあまり見られない姿。横浜アリーナでのMC中に「東京ドーム公演決定!」の知らせを受けて「夢が叶ったんだよ!!!」って大声で喜び叫ぶ藤ヶ谷くんを見ていたら涙が止まらなかった。

今ではドーム公演が当たり前のキスマイ。本当に大きくなったんだなって。

 

6月に発売されたアルバム「I SCREAM」に入っている特典映像”キスマイシェアハウス”のなかで宮田くんが「ぶっちゃけデビュー時3人はどういう気持ちだったか知りたい」って聞いたのに対して藤ヶ谷くんは「かっこよくいなきゃいけないな、とは思った」とぽつり答えたのが印象的で。本来の自分のキャラを抑えて周りに求められるキャラクターを演じなきゃっていう葛藤をずっと抱えているんだなぁって。

今回のソロ曲「You're Lier♡」の歌詞も、よく雑誌やキスログで「眠れないことが多い」と書いてあることも今回のキスログでの弱みも。全部抱えながらアイドルを続けてくれていることにありがとう。弱いところを見せてくれてそれでも常に感謝の気持ちを持ちながら進んでいく藤ヶ谷くんが好きです。

 

「夢が叶ったんだよ!!!」って大声で喜び叫んだあの日から5年。

今の藤ヶ谷くんの夢は何ですか?